ろーちっちのAqua Photo Blog

カメラを片手に水族館へ通うどじょう好きのブログ

おたる水族館撮影記~魚類展示編~

前編では4月の北海道遠征からおたる水族館をピックアップ。

そのなかでも海獣展示に絞って写真を紹介してきました。

この後編では、海獣展示に匹敵するほど魅力的だった魚類展示、特に冷水系の魚類展示の写真をまとめていきます。

 

理由は長くなるのが省きますが、どこの水族館を訪れても自分が一番注目するのがその地域の魚類の展示。

おたる水族館ではネズミイルカが展示されるほのぼのプールの奥から、地域魚類の展示が始まります。

淡水魚の展示は少なめのおたる水族館ですが、海水魚の展示の前に数基の淡水魚水槽があります。

ここのコーナーでみられるのはまずオショロコマ。

北海道でしか見ることのできない美しいイワナの仲間。

展示されていたのは小柄な個体ばかりでしたが、オショロコマらしい美しい色味を見せていました。

ここでは、持っていたレンズの中で最も最大撮影倍率が高い(0.25倍)135mmで撮影。

このレンズはAFが速いうえ、フォーカスリミッターで2m以近に合焦範囲を絞ることができるので、魚類撮影にもまぁまぁ使えます。

隣の水槽にはエゾホトケドジョウ。

オスは体側に明瞭な線が現れるのでこの個体はたぶんメス。北方の魚ですが、比較的高水温にも強いと聞くのでいつか飼育してみたい種類。

ホトケドジョウ類は飼育下繁殖が容易とされますがまだ成功したことがないんですよね。

 

この先続く汽車窓水槽群がおたる水族館のメインディッシュ。

最初の2基は引き続き淡水の水槽。

北海道を代表する魚、イトウ。

千歳水族館はもちろんサンピアザ水族館でも展示されていましたが、一番見やすかったのはここ。個体も大きいうえ水槽の造形も秀逸です。

続く水槽は鱗の輝きが美しいワカサギの群泳が。

水槽のすぐ横や下部に設置されている多数の解説板も非常に良い。効果的な配置がしっかり取られています。

 

ここからは冷水系の海水魚コーナー。ここの充実度が何より素晴らしい。

比較的地味な種が多く、水族館よりも食卓で目にすることが多いような魚介類がしっかりとスペースをとって展示されています。

この写真右側のニシンの水槽、肝心なニシンを撮り忘れたのですが上中層を埋め尽くすニシンのほかにも魅力的な魚が多数。

北海道に来るたび食べているトクビレ。体の断面にちなんだ八角という名で流通することが多く、かなり独特な食感をしています。

顔が好きだから食べているだけで、個人的にはあまり口には合わないのですが…笑(北海道ならもっと美味しい魚がたくさんいる)

どちらかというと南方系の印象が強いホウボウ類(これはカナガシラ)ですが、北海道にも生息しているらしい。

代表的な冷水系エイ、メガネカスべ。

遊泳魚メインの水槽は下層が空きがちですが、おたる水族館はそのあたりも考慮した魚種構成となっている印象。

 

このコーナーは、Batis 2/25と105mm F1.4 DG HSM | Artで撮影。

AFが遅いと言われがちな105mm F1.4ですが、こうした被写体には特に問題なくピントが合います。

もちろんGMと比べると、魚が向かってくるシーンでピントが追いつかないことは増えますが、GMでも全コマ合焦とはいかないので。

 

アクアパークでは餌としてしか見る機会のないホッケ。

おたる水族館では秋ごろに水槽内産卵が見られるとか。

この水槽も造形が非常に良い。照度の低さは撮影にこそ厄介ですが、水槽の雰囲気づくりには間違いなく寄与しています。

4月はホッケの繁殖期ではありませんがせっせと砂を運ぶ様子が見られました。

α9の凄さはAFが遅いレンズでもその性能を引き上げてくれること。

被写体のと距離が近くて、動きがあり、光量も少ないという今回のシーンでしっかりとピントの合った写真が撮れたのは間違いなくα9のおかげ。

α7ⅢやLUMIX S1ではこうはいきません。

脂質が非常に多いことが名前の由来となっているアブラボウズ。

この種も北方系の深海魚です。

 

この汽車窓水槽群の中でも特に大型なのがチョウザメ水槽。

ダウリア、シベリア、シロと3種のチョウザメが展示されています。

北米最大の淡水魚として知られるシロチョウザメ。大きな個体では6mを超えるとも。

こちらはダウリアチョウザメ。ロシアや中国を中心に生息する大型種。

口の横まで裂けた大きな口は魚食性が強いゆえの特徴で、ほかの2種にはないわかりやすい特徴です。

この水槽は陽光が差しているかのようなライティングがされているのと、チョウザメたちが絶えず泳いでいるので非常に撮りやすい。

 

驚くべきは冷水系魚類のドーナツ型の大水槽まで備えていること。

水量は325tと、冷水系海水魚の水槽ではアクアマリンふくしまの大水槽(500t)に次ぐ国内屈指の大きさ。

大型のアクリルガラスが一般化する前は花形展示であったドーナツ型水槽も、油壺マリンパークや志摩マリンランドが閉館し、いまでは両手に収まるほどの数に。

王道のものはおたるとノシャップくらいで、葛西もリニューアルを控え、ここおたるもリニューアル計画が上がるなど希少価値は増すばかり。

国内の水族館史を語るうえで絶対に欠かせない形態の水槽なので、水族館好きの方は見ておかれることをおすすめします。

水槽自体も魅力的ですが、泳ぐ魚種もなかなかに良い。

先の汽車窓水槽に展示されていたのは淡水のイトウでしたが、こちらは海水に馴致されたイトウ。

イトウの近縁種はより大型のタイメンなど数種が知られますが、このイトウのみが降海する習性を持つとされています。

おそらくアメマス。サケ・マス類は降海型と陸封型で呼称が異なることが多く、このアメマスも陸封型はエゾイワナと呼ばれることが一般的です。

オオカミウオが泳ぐ姿もなかなか珍しい。

この他にも、オヒョウやオオクチイシナギなど刺さる人にはぶっ刺さるような魚が泳いでおり、古いながらも満足感は抜群の水槽でした。

 

本館2階は小水槽が並ぶコーナー。

念願、本場のフサギンポ。

冷水系の海水魚ではアイドルのような存在ですが、今回の遠征で訪れた4館の中で展示していたのはここだけ。

 

最後におまけ程度ですが、冷水系以外の魚類展示も触れておきます。

館内入ってすぐにあるパノラマ回遊水槽。

水量420tと同館最大の水槽で、横幅が非常に広いため水量以上に大きく感じます。

撮影上の問題は映り込みの多さとコントラストの低さ。

展示の中心はホシエイやトラフザメ、クロヘリメジロザメといった大型板鰓類。

 

1階は冷水系以外にも汽車窓が並ぶ構造で、すべて合わせると500t近くになるとか。

そりゃ見応えがあるわけだ…

このほかにもコツメカワウソの水槽や2階の小型水槽群もあるわけですが、おたる水族館の注目はやはり冷水系の海水魚。

北海道の水族館を全制覇したわけではありませんが、この分野では国内で最も充実した水族館と言って過言ではないはず。

 

撮影においても、見やすく造形に凝った水槽が多いうえ魚類の状態も総じて良いため非常に撮り甲斐があります。

過去訪れた中でも屈指のお気に入り水族館になりました。

 

魅力あふれる展示満載のおたる水族館ですが、随所に古さが見え隠れすることも事実。

まだ構想段階ではありますが、3棟増設&イルカスタジアムも建て替えるという大規模な改修計画が検討されています。

どんな展示が生まれるのか楽しみが尽きませんが、今でも十分すぎるくらい魅力的な展示を見るためぜひ足を運んでみてください。

おたる水族館撮影記~海獣公園編~

少し前になりますが今年の4月、北海道遠征に行ってきましました。

水族館4館と動物園1園の計5施設を巡る旅でしたが、今回の記事ではその中でも特に見応え、撮り応えがあった「おたる水族館」をピックアップ。

今回はその前編として、おたる水族館以外に訪れた施設と、おたる水族館の目玉展示である海獣公園の写真をまとめます。

 

この遠征ですが、飛行機の手荷物制限もあって水槽撮影の切り札、28-45mm F1.8 DG DN | Artは自宅に温存。

また、遠征の直前に地面に落下してマウントがもげた200mm F2 DG OS | Sportsもあえなくお留守番となりました(同時に落としたLUMIX S1は傷一つなく無事)

 

以下、今回の使用機材です。

SONY α9

Carl Zeiss Batis 2/25

SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art (Canon EF)+MC-11

SONY FE 135mm F1.8 GM

SONY FE 400mm F2.8 GM OSS

 

レンズは最初の2本は連れからの借り物。

感想はこのあと触れますがどちらもよいレンズです。とても。

 

 

まず最初に、おたる水族館以外に訪れた施設達を簡単に。

 

サケのふるさと 千歳水族館

サケ・マス類を展示の中核に据えた道内最大の淡水水族館。

チョウザメ水槽や支笏湖を再現した水槽は淡水水族館らしからぬ規模感で見ごたえ十分。

訪れた時期はサケの稚魚の放流体験も楽しめました。

 

サンピアザ水族館

新札幌駅直結の老舗水族館。

落ち着いた雰囲気の中に教育的な要素も散りばめられている小型ながら王道の水族館。

アザラシやカワウソの展示、水量120tの大水槽はAOAOにはない強みだと思います。

 

AOAO SAPORO

札幌大通りに2023年に開業した施設。

躯体水槽がほぼないこと含め、個人的な分類では水族館というより「水族館類似施設」というような感覚ですが、水槽内は清潔で生体の状態もよく写真も撮りやすい。

道産の淡水魚も充実しているのも非常に推せるところ。

 

札幌市立円山動物園

旭山動物園と並んで北海道を代表する大型動物園。

近年施設整備が進んでいて、動物はもちろん工夫の凝らされた動物舎を見るのも楽しい。

施設がぎゅっとまとまっていて、展示規模に比べて園内の面積はかなりコンパクトで回りやすいのもありがたかったところ。

旅程の都合、滞在時間が短くなってしまったのはとてももったいなかったなと。

 

 

さて、本題のおたる水族館。

本館を出て眼下に広がるのが同館の目玉といってもよい海獣公園。

急な坂を下った先には海獣好きにはたまらない空間が待っています。

特に個体数の多いアザラシは、複数面ある人工プールに加えて自然の海を利用した自然プールまで。

ここで暮らすのはゴマフアザラシとゼニガタアザラシ。

餌をあげることもでき、餌が入ったバケツを持っているとアザラシたちが熱心にアピールしてくれます。

アピールタイムはシャッターチャンスですが、カメラに気を取られすぎるとカモメに魚をさらわれる可能性があるので要注意。

ここでは動物舎の撮影用にBatis 2/25、個体の撮影用に135mm GMと400mm GMを使用。

基本的に70-200mmがあれば十分な環境ですが、プール奥のアザラシを撮る場合だともう少し焦点距離が長いといいかも。

α9の動物瞳AFはアザラシやアシカ相手にも動作しますが、目ではなく耳を認識することがままあるのが厄介。

正しく認識した際のAF精度は非常に良好なので、高いピント精度が求められる被写体深度の浅いレンズを使う場合、瞳AFを切るのかは悩ましいところ。

 

おたる水族館はイベントプログラムにも力を入れていて、アザラシにも「あざらしのじかん」があります(2025年に「ショー」との呼称を廃止)

この間は一定の距離があるため、最前列から400mmで撮影。

400mm GMで十分な解像を得るには何よりSSの確保が重要。

海獣公園は屋外で光量も十分なので非常に運用しやすい環境です。

大好きな横目アザラシ。こういう写真を撮るには超望遠レンズが欲しい。

 

他のプールにはワモンアザラシとアゴヒゲアザラシも暮らしています。

アザラシ館(たぶん旧ラッコ舎)に暮らすのはワモンアザラシ。現在2頭が展示されており、過去には2005年に国内初繁殖に成功しています。

このプールは映り込みが多い&コントラストが低いので非常に撮りにくい。

まぁまぁ粘りましたが何も撮れませんでした(28-45mmがあれば撮れたかも)

 

セイウチ舎の奥にはアゴヒゲアザラシ。

日本近海に住むアザラシの中では最大で、成長すると300㎏近くに達する個体もいる種類。個人的には一番好きなアザラシです。

国内ではほかに鴨川シーワールドやうみたまごで見られますが、どちらもロシアからの輸入個体な(はず)なので、近海産の個体が見られるのはここだけ。

なんとも愛らしい。

距離は近いですが、ここまで引き寄せて撮るには400mmが必要でした。

非常にかさばるレンズですが持ってきて良かったなと。

 

海獣公園のもう一つの主役がトド。

時期によっては野生のトドも見られるという立地を生かし、自然の海を生かしたプールで飼育されています。

余談ですが、海獣公園に由来する栄養塩が近い海域のコンブ類やウニ類の増加に寄与しているのではないか、という論文もあります。

食害ばかり注目され、メディアでは「海のギャング」と取り上げられるトドが、ここでは水産業に貢献しているかもしれないのはなんとも興味深い。

外海と繋がっているとそんな効果が生まれるのか!という目から鱗の研究、着眼点も個性的でとても好みです。

 

このトドメインプールでは「とどのじかん」が行われます。

上陸して巨体を披露するトドたち。なかでもオスの迫力は格別。

大技のダイブ。

一番高い台から飛び込んだ個体は階段ではなく、岩壁をよじ登って上がっていきました。パワフルすぎる…

この写真のように構図は固定で被写体が移動するシーンでは、α9のリアルタイムトラッキングが非常に有用。

2017年発売の機種と考えるとその性能は本当に異常。

各社から高速連写機が発売されていますが、被写体認識を除く基礎的な高速性能や画質はα9ですでに完成していたと言えます(α9Ⅲは除く)

 

パフォーマンス中の技よりかっこいいと思ったのがこれ。

とどのじかんの直前、トドプールを群泳するシーン。

その迫力は鴨川や須磨でパフォーマンス前に泳ぐシャチを彷彿とさせるレベル。

ここで活躍したのはもちろん400mm。

身体が大きいので、上陸するパフォーマンス中は135mmあれば十分なのですが、広いトドプールを泳ぐシーンを撮るなら300mm以上は必須。

 

そんな迫力満点のトドも餌をもらうときはこの表情。

海獣の豪快さと可愛らしさを体感できる施設としてはこれ以上ないと思います。

 

「ペンギンの海まで遠足」の時間で天然プールまで移動するフンボルトペンギン。

Batis 2/25を本格的に使ったのはこの時が初めてでしたが、開放での接写から絞り込んでの遠景まで破綻がなく総じてシャープ。

AFも2015年発売と思えないくらい俊敏で近距離でもよく粘ります。

新品だと20万近くと非常に高価ですが、中古価格は7-8万円程度とびっくりするほど安価。

重量も300g強とかなりコンパクトで手首も疲れず、非常に気に入りました。

海に出て泳ぐペンギンたち。

アクアパークではパッとしない絵が多い400mmですが、光量もあって距離が近い環境下ではさすがの描写(少しボケが気になりますが)

海獣公園での写真はこんな感じ。

 

最後に海獣公園以外の海獣たちもご紹介。

水族館本館に戻るとネズミイルカがいます。

北方では比較的よく見られるイルカですが、水族館での飼育事例は多くなく、現在飼育しているのはおたる水族館のみ。

飼育個体はすべて北海道で混獲された個体で、同館では混獲を防ぐための研究もおこなわれています。

プールが暗くて映り込みが多い上よく泳ぐので撮影難易度がかなり高め。

季節や時間帯によっては陽光が横の窓から差すようなので、そのタイミングに巡り合えればよいのですが…。

 

本館と分かれて建つイルカスタジアム。

雪国らしく完全屋内型のショープール。

結構珍しいと書こうとしましたが、雪国以外も多くて8か所ほど思い浮かんだのでやめました(おたる・登別・浅虫・日本海・大洗・アクアパーク・城崎・かごしま)

コンパクトなプールながら2024年には道内初となる繁殖にも成功しており、いるかのじかんにもその仔イルカが出演していました。

本業のはずのイルカショー撮影ですが完全に撃沈。

光量も一定あって撮りづらいわけではありませんでしたが、ポジショニングに失敗した感あり。

プールが小さく距離が近いので、中央あたりから50-85mmの単焦点あたりが撮りやすいと思います。

 

ここでは紹介できませんでしたが、セイウチやオタリア、ジェンツーペンギンにコツメカワウソまで飼育されており、海獣類の充実度でいえば間違いなく国内屈指。

自分も訪れる前から海獣の印象が強く、実際海獣好きなら丸1日海獣公園で過ごせるかと思います。

しかし、このおたる水族館、実は魚類展示もめちゃくちゃ強かった。

次回後編では、魚類展示、とくに冷水系の展示について紹介したいと思います。

【アクアパーク写真庫】2026年上期

今年はなかなか上手いように写真が撮れず更新のタイミングを逸していましたが、半年経ってようやく写真が溜まってきたのでまとめておきます。

 

まずは冬のデイVer「Winter Flute Melody」より。

大好きだったロロがいなくなり、だいぶ落ち込んだ時期でもありました。

自分の中でもアクアパークにおいても、身体は小さいけれど大きな存在だったと改めて。

 

ナイトはついに10シーズン目に突入した「BRIGHT CHRISTAL」

このプログラムの良いところは照明の色が比較的自然なこと。

ナイトの撮影は避けがちな自分ですが、冬だけはこまめに足を運んでいます。

 

春のデイVerは、「結-YUI-」と「Splash!!!! イルカとバシャ騒ぎ」の2本仕立て。

早い時間帯には陽光も差し出す、デイパフォーマンスの旬の始まり。

このナタリーはかなりお気に入りの1枚。

 

春のナイトVerはこちらも恒例の「桜語り」

曲は同じでも内容はこの10年でずいぶん変わりました。

 

初夏のデイVer「After the rain」

今年の撮れ高はほぼこのプログラムからなので以下ジャンル別に。

 

まずはカマイルカたち。

ナタリー・リップともに強い種目制限がかかる期間が長く、なかなか写真が集まりませんでした。

カマイルカなしでのパフォーマンスもあったりとなかなか心配になりますが、元気な姿を見せ続けてくれることを願うばかり。

 

ティナは元気いっぱい。

推定年齢12歳と最近知ったのですが、アクアパークに来た当初は1-2歳くらいだったということ??

少し信じがたいですが、まだまだ若いのは間違いない。

 

レイニィがいなくなりペタも出番が少ない中、アンクとネイルが頑張っています。

こちらも若くはない2頭なので、無理のない範囲で頑張ってほしいですね。

 

ナイトの「Beauty of Flower」からも少しだけ。

 

続いて水中パフォーマンスより。

続々と水中デビューされるトレーナー方が増えるなかで大きな変化も。

アクアパークのドルフィンパフォーマンスの花形だったロケ突きが、この初夏Ver中頃に演目から消滅。

リフトやセーフティは残っていますが、前者はめったに披露されないですし、大技がなくなったのはやはり寂しい。

 

最後にこれも載せておきたい!というお気に入りを一気に。

雨も多い5-6月でしたが、少ないチャンスで自分らしい写真は撮れたかなと。

そういえばハイジャンプ用のボールが赤くなりました。

久々に見られたペタ、綺麗なフォーム。

最後までご覧いただきありがとうございました。

【アクアパーク写真庫】ロロ (2021-2026年)

ロロ(カマイルカ♀)

 


2005年4月のエプソン品川アクアスタジアムの開業時から飼育され、2026年1月19日に永眠したカマイルカのロロ。

ここでは2016-2020年の写真をまとめた前編に続いて、2021年以降に撮り溜めた写真を掲載しています。

(前編はこちら↓)

loachloachap.hatenablog.com

 

 

 

2021年

 

2021/2/10
まっすぐ落ちていくハイジャンプの落ち際。The 自由落下

2021/2/12
パフォーマンスの合間、トレーナーの様子をうかがう

2021/2/16
2017年に設置されたムービングライト。最初は逃げ惑う時期もありましたが、この頃には慣れたもの。この10年で驚くほど演出設備が増えたスタジアムですが、ロロ含め良く順応できるなと思います

2021/2/24
この時期は感染拡大防止のため、スプラッシュがパフォーマンスに組み込まれておらず、思う存分デイパフォーマンスを前列から撮影できました

2021/2/24
意図せず撮れたネイルとのダブルフロントフリップ。助走路が被るジャンプが同時に出るとひやひやしますが、ロロはうまく対応していた印象があります

2021/2/24
「Let'''s」のラスト曲に3つの選択肢がある構成は新鮮でした

2021/3/5
パフォーマンスではまだまだ元気な姿を見せていましたが、どこか年齢を感じる顔になったと感じたのはこの頃。

2021/3/5
「水光接天」の全頭ジャンプ

2021/3/10
「桜語り」より。初期の桜語りは、サーキットが2回あったりカマイルカの出番が多いパフォーマンスでした

 

2021/3/21
陽光がプールに入りだすこの時期からがカマイルカ撮影の季節。当時はスタジアムの照明が今より暗かったので、自然光抜きで撮影するのはとても困難でした(明るいプール中央で跳ぶことがほぼ無いため)

2021/4/16
リップ(左)と吻タッチ。ロロが右側なのは地味に珍しい

2021/4/21
サブプールで水中パフォーマンスの練習。バンドウではよく見るこの種目ですが、カマで目にしたことはこのときしかありません

2021/4/22
ジャンプを決めて魚を要求する顔

2021/4/24
この年もコロナの影響は続き、4/25-5/30の期間で再度臨時休館の憂き目に

2021/6/1
営業再開初日、「Sky Symphony」より。音楽やMCのないサイレントタイムが設けられ、イルカの息遣いやジャンプの迫力を一層感じられるプログラムでした

2021/8/5
若干外した目測を空中で修正

2021/8/15
ジャンプの高さやタイミングがここまで揃う水族館はめったにない気がします。スタジアム時代のトレーニングがさぞ凄かったのだろうなと

2021/12/25
その昔、交雑の可能性を下げるため、カマはオキゴンドウと、バンドウはバンドウだけで夜を過ごすと聞きましたが、オスのいない今はどうなっているのでしょうね

 

 

2022年

 

2022/2/21
「Harmony for winter」より。ここ数年の中では、非常にジャンプ種目の多いプログラムだった記憶。撮影する身からするとジャンプは多ければ多いほどいい…

2022/2/23
ロロのスピンジャンプの中では最も気に入っている2枚。高さもあって軸もぶれずに3回転近く回るという圧倒的な切れ味は、アクアパークの中でも抜きん出ていました

2022/3/2
できない技がほぼ見当たらないロロですが、さすがにフラフープは回せないはず…。フラフープを使ったトレーニングを見たのはこの一度きりです

2022/3/12
「桜ノ宴」より。春プログラムにもカマイルカの水中パフォーマンスが組み込まれるのが定番になっていきました

2022/3/12
これはノータッチ!

2022/5/5
今では1-2頭しか跳ばないことがほとんどになってきましたが、これはまだハイジャンプパートで4-5頭が跳んでいた頃

2022/6/25
力強い尾びれの動きが水飛沫で視覚化された1枚

2022/8/20
スタジアム時代はフロントウォークで一周したあと、向きを180度反転してもう半周なんて離れ業も披露していたロロ。驚異の運動神経

 

 

2023年

 

2023/1/9
意外と揃わない3頭での水中パフォーマンス(左からリップ、ナタリー、ロロ)

2023/1/9
助走から跳び出し、着水までの品の良さはネイルと双璧ではないでしょうか

2023/2/20
ロロのオーバーヘッドは1回目、2回目…とジャンプの向きが変わります。ライトの当たりやすさや綺麗に撮れる角度を計算して、座る席を決めていたのは懐かしい思い出

2023/3/24
「春息吹-HARU IBUKI-」は、ダンス系種目にオーバーヘッドとロロの水中がたぶん最も多く組み込まれたパフォーマンス

2023/7/10
AFが鈍重なSIGMA 105mm F1.4でピントが合った奇跡の1枚。客席に近いポジションでダイナミックに跳ねるバックフリップは撮影難易度が最も高かった種目

2023/12/18
アクアパークのイルカたちは氷好きが多いですが、ロロも例にもれず。

 

 

2024年

 

2024/3/26
目を閉じて跳ぶことが多かったのも印象的。ナタリー(奥)やリップ(最奥)は基本開けていますよね

2024/12/12
逆さ向きの状態でも目を離さない(手前からロロ、ナタリー、リップ)。この年は社会人となったこともあり、アクアパークへ行く頻度が激減。ほとんど写真が残っていません

 

 

2025年

 

2025/3/18
珍しくネイルと組む。ロロが他種と組んでいるのを見たのは本当に数えるほど

2025/3/18
しっかりとタイミングを合わせてくるのはさすが

2025/4/5
ジャンプを決めてトレーナーのもとへ。実にロロらしい表情で特にお気に入りの1枚

2025/4/5
3頭揃っての背面ジャンプ(手前からロロ、ナタリー、リップ)

2025/4/10
スピンジャンプを跳び出しから連続で

2025/4/22
前年頃からジャンプやテールウォーク等に制限がかかることが増えたロロ。それでもこの年の春から夏は制限も少なく、元気な姿を見せてくれました

2025/4/30
春の「SAKURA YELL」、初夏の「Dolphin Weather Live!」、夏の「夏彩花火」とジャンプ演目が比較的多いプログラムが続いたこともあり、この期間の撮れ高は多め(手前からロロ、ナタリー、リップ)

2025/5/14
元気にパフォーマンスをこなす姿を見て安心していた頃(奥はリップ)

2025/5/14
この年はジャンプの高さが以前より出ず、ロロも年を重ねたのだなと感じるシーンが増えました(左手前からロロ、ナタリー、リップ)

2025/5/28
速すぎる回転とダイナミックな動きが特徴のフロントフリップ

2025/5/30
ナタリー(奥)とのサーキット。他の個体がショートカットする中でもきっちり外周を回りきる、ロロの真面目さが良く出る技でした

2025/6/9
見事なほど真っすぐなハイジャンプの跳び出し

2025/6/17
パフォーマンスの合間、息継ぎをするロロ。こういったシーンももっと撮っておけばよかったなと。ナタリーと泳いでいる印象が強かったですがこの時はひとり

2025/6/17
長くH・I間に固定されていたロロのポジション。コロナ以降はA-Eの陽光が差しやすいポジションに入ることも増え、明るい写真が撮ることができるようになりました

2025/6/18
軽快にウォーターハードルを飛び越える

2025/7/13
めったに見れないバックフリップを捉えた会心の2枚。美しく反った跳び出しと力強い尾びれの蹴り上げが印象的なジャンプでした

2025/7/14
「瑠璃花火」より。初めてプロジェクションマッピングが導入された16年、誰よりも不安そうにしていたのはロロだった記憶があります

2025/7/15
トレーニングタイムにジャンプを決めたロロ(手前からロロ、ナタリー、リップ)

2025/7/15
この年は久しぶりに100日近く訪問。ロロに年齢を感じるシーンが増えたことがこの理由でもあるのですが、今となればこのとき通い詰めておいて良かったなと(右はナタリー)

2025/7/18
ナタリー(奥)とのサーキットの飛び出し

2025/7/26
自分から伸びあがって撫でてもらうロロ

2025/7/26
パフォーマンス最後の全頭ジャンプ(手前からロロ、ナタリー、リップ)。噴水設置前の乱れ跳びも壮観でしたが、きれいに揃った3頭ジャンプも見事でした

 

2025/8/6
大学生になって以降は毎年のように機材を増やし、以前では絶対に撮れなかったシーンを残せるようになっていきました

2025/8/22
珍しくロロが内側の3頭ジャンプ(左からロロ、ナタリー、リップ)

2025/8/22
リップ(奥)と組むことは比較的珍しかった印象。通い始めの時、識別に一番苦労した2頭です

2025/8/22
ナタリーを追うロロ

2025/9/2
バックフリップは多くのジャンプと助走の取り方が逆

2025/9/2
オーバーヘッドもバックフリップと同じく時計回りの助走。スタジアム時代の看板ジャンプと同じサインなことにエモさを感じていました

2025/9/2
おそらく自分が見た最後のスピンジャンプ

2025/9/6
いつの間にか細かい模様が増えたロロ。昔の映像(ラッキーのDVDとか)を見ると誰かわからないほど色白で驚きます(右のナタリーは驚くほど老けませんね)

2025/10/7
秋プログラム「MOVE&MUSIC」から演出設備にLEDビジョンが追加。個体紹介等がパフォーマンス間に流れるようになりました。リニューアルして約10年、HPでもSNSでも館内掲示でも個を打ち出さなかったのは遅きに失した感がありますが、間違いなく前向きな変化

2025/11/16
種目の制約は再び厳しくなりましたが、パフォーマンスには変わらず出演していた時期

2025/11/16
変則系のジャンプを見たのはこれが最後だった記憶。高さは出なくともまだまだキレのあるジャンプでした

2025/11/27
ジャンプは跳ばなくともプールには出てくる、そんな感じでまだ何年も元気な姿を見せてくれると、このときは思っていたんですけどね

2025/12/1
3頭揃った水中種目を撮りたくてポジションを決めたこの回。被らずに撮れるかは運も絡むしなかなか難しい(左からロロ、ナタリー、リップ)

 


2026年

 

2026/1/2
人一倍水飛沫を上げる(左からロロ、ナタリー、リップ)

2026/1/7
自分がロロを見た最後の日。とても綺麗なオーバーヘッドジャンプでした。

【アクアパーク写真庫】ロロ (2016-2020年)

ロロ(カマイルカ♀)

 

 

2005年4月のエプソン品川アクアスタジアムの開業時から飼育され、パフォーマンスではイシュトやアンクと並ぶエース格として活躍。

アクアスタジアム時代はオスのラッキー、アクアパークになったのちはメスのピピとコンビを結成。

抜群の運動神経と真面目な性格で、多くのファンがついていた印象があります。かく言う自分もその一人。

2026年1月19日永眠。

 

ここでは私がアクアパークで写真を撮り始めた2016年から2020年までの写真を掲載しています。

 

 

 

2016年

 

2016/10/6
Little Glee Monsterコラボ初年度の生歌パフォーマンス初回

2016/10/6
「好きだ」の2サビでフロントフリップを決める

2016/11/30
「HAPPY HOLIDAY」ではアクアパークにリニューアル後初めて、デイVerでのボックス運びが解禁

 

2016/12/8
当時のカメラ(LUMIX GF3)にすれば最高画質。よく撮れたなと

 

2017年

 

2017/2/22
アクアパークになって以降はほぼ封印されたテールキック。数千回はパフォを見てきましたが、テールキックを見られたのは5回くらい(この年が最後)

2017/3/4
前年に使ったボックスで練習中

2017/4/1
ピピ(右)とのフロントウォーク。今も続く「桜語り」はこの年が初演

2017/6/14
若さ溢れるピピ(右)と。この年はアクアパーク1回目の変革期といってよい時期で、テラが生まれたり、イシュトが荒れに荒れたりいろいろありました。そんな中でも抜群の安定感でパフォを支えたのがロロでした

2017/8/16
ハイチュウコラボ企画の「ジューシーワールド」で青リンゴを運ぶ。ボックス運びは、このプログラムが最後の披露となりました

2017/12/10
クリスマスVer「Join the Beat」では、アクアスタジアム最終日以来のカマイルカの水中パフォーマンスが解禁。ピピ(右)とオーバーヘッドジャンプを決める

 

2018年

 

2018/5/30
めったに見ることのないカマのダブルスピン(手前はリップ)

2018/7/1
おてんばを極めたようなピピ(左)と生真面目なロロは良いコンビでした

2018/9/9
Little Glee Monsterコラボは3年目に突入。2曲目の「夏になって歌え」より、ピピ(奥)との水吹きジャンプ

2018/9/11
「水光接天」2曲目冒頭の4頭ジャンプ(手前からピピ、ロロ、ナタリー、リップ)

2018/10/20
この年にカメラを新調。今まで残せなかったシーンを残せるようになりました。ピピ(左)はこの頃もまだまだおてんば。ロロを残してウォーターカーテンに打たれに行くのが日課でした

2018/10/28
当時は珍しいナタリー(左)とのコンビ。当時のアクアパークはペアもポジションも完全固定されていました

2018/11/1
4頭ジャンプは壮観で、毎回観客から感嘆の声が漏れていました(手前からピピ、ロロ、ナタリー、リップ)

2018/11/21
この年の夏に人生初めての単焦点レンズを購入。代名詞の一つ、スピンジャンプも収められるようになりました

2018/12/28
ムービングライトに浮かぶロロ(奥はピピ)。2016年から始まった冬のナイトVerは、この年から「BRIGHT CRYSTAL」に名前を変えて現在まで続きます

 

2019年

 

2019/2/2
ハートフルドルフィンウエディングより、ナタリー(左)との水吹き。

2019/3/25
「春くるくるり」を代表するシーン。ステージ対岸からのバックウォーク(左がピピ)

2019/4/5
バックウォークは地味にレア技で、固定の演目として組み込まれていたのは、「Oooooh!」や「Merry Merry Winter」とこの「春くるくるり」くらいでしょうか(左がピピ)

2019/4/23
数ある持ち技の中でも圧倒的にダイナミックだったバックフリップ

2019/5/6
Little Glee Monsterのコラボは4年目に(この年が最終年)。生歌パフォーマンスは、エーストレーナーが揃うのも含め見ごたえがありました(左がピピ)

2019/7/8
「Oooooh!」の個体紹介と言えば、バックウォークとトレーナー紹介でしょう(どちらも静かに消滅しましたが…)。いつも通り左がピピ

2019/8/2
「疾風」より、軽快なフロントフリップ。イシュトとティナのダブルスピンがなくなり、カマのダブルフロントフリップはより大事なパートに使われるようになっていました

2019/9/6
パフォーマンスの合間に下ろされたボールでテールキックを自主練

2019/9/25
アクアパーク1のハイジャンパーはナタリーと紹介されますが、ロロも負けず劣らずの高さを跳んでいました

2019/10/10
ピピ(奥)とハードルジャンプ。この年は秋のイベントがなく、クリスマスVerまで「瑠璃花火」を引っ張る異例の年に

2019/11/8
ピピ(手前)とオーバーヘッドジャンプの練習。珍しくピピの方が低い

2019/11/18
「Fun Fun Christmas」では、様々な個体が入れ替わりで水中パフォーマンスを演じるスタイルが確立

2019/12/10
声を出すとき口が開いてしまうピピ(右)と、閉じたままでも音が出せるロロ

2019/12/12
ステージの角を使って身体を掻く

2019/12/18
このときはロロ・ピピのコンビがもうす見られなくなるとは思いもしませんでした



2020年

2020/7/20
コロナ禍の休館明けからスタジアムデビューしたテラと謎の共演

2020/7/20
旧館期間中にピピが亡くなり、単独でパフォーマンスに出ることが増えました

2020/8/2
連続ハードルを覚えたのもこの時期だった記憶。最初は苦戦していましたが、さすがの適応力を見せていました

2020/8/19
ジャンプが高すぎてボールを通り越すロロ

2020/8/24
この年に機材を一新。135mm F1.8を導入したことで、撮れるシチュエーションの幅、絵のクオリティが劇的に向上しました

2020/10/1
サブプールでトレーニング中の1コマ。この月から初めてのフルサイズ、α7Ⅲにカメラも切り替え

2020/10/4
この年も10月いっぱい「瑠璃花火」が継続

2020/10/16
餌を食べているとき以外で口を開けているのは珍しいような(左はリップ)

2020/10/26
身体の右側面にある「ー」模様が一番わかりやすい目印だったかもしれません

2020/11/8
ロロのスピンは回転軸が非常に安定しているので、水飛沫の広がり方も一際綺麗

2020/11/9
今では1頭も珍しくないカマジャンプですが、この時は3頭ですら寂しく、物足りなく思えました

2020/11/12
10月からは「Let’’’s」がスタート。今まではめったに披露されなかったストレートジャンプが多用されるきっかけになりました

2020/11/14
この年はナタリー・リップペアがオーバーヘッドを跳ぶことが多くロロの出番は少なめ。3頭でのオーバーヘッドを写真に残せなかったのは少し後悔が残っています

2020/12/24
同じ技でも種類、個体により所作が違うのは面白いところ。ばちゃばちゃ感のあるナタリーに比べるとロロの回転はスムーズ。バンドウと比べても小回りの利き具合が際立ちます

2020/12/28
この年から「BRIGHT CRYSTAL」にもカマの水中が導入。

 

後編(2021-2016年)に続きます。

【機材レビュー】水族館撮影の機材たち~Canon EFマウント編~

全4回の機材レビュー最終回となる今回は、Canon EFマウントの機材たちを紹介します。

 

前回までの記事はこちら↓

loachloachap.hatenablog.com

loachloachap.hatenablog.com

loachloachap.hatenablog.com

 

 

フルサイズ移行して以来、メイン機はずっとSONYを使っていますが、最初の頃はEFマウントのレンズを多く使用していました。

当時はいまほどミラーレス用レンズはラインナップがなく、魅力的なスペックのレンズは一眼レフ用の方に多くありました。

学生だったのでSONY純正は買えないという理由もありましたね。

現在はほとんど売却してしまいましたが、使っていて楽しいレンズばかりだった思い出。

※本記事内での感想やおすすめ度は水族館撮影に限った話なのでご注意ください。

 

 

EOS 70D

 

これまで購入した唯一の一眼レフカメラ

以下すべて、SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

マイクロフォーサーズからα7Ⅲの導入までのつなぎとして購入しましたが、なかなか良いカメラでした。

画質はセンサーサイズ通り、マイクロフォーサーズとEOS Rの中間くらい。

解像感や高感度耐性では、α7ⅢやS1などと比べると劇的な性能差はあるものの、EOS Rとはそこまでの差は感じませんでした。

AFは一眼レフらしく前後の動きに強く、ここに限ればα9×135mm Artを凌駕するシーンもありました。

一方でAF精度は動体・静物ともにミラーレスの足元にも及ばず、サードパーティーの大口径レンズを運用するには限界あり。

操作性は良くも悪くもTHE レフ時代のキヤノンといった感じ。

Canonのカメラに共通してみられる挙動な気がしますが、SS優先モードで撮影するとき微妙に絞り込んできたり、測光タイマーによる露出補正の制限(?)はどうにも相性が合いませんでした。

使っていて楽しかったのは、135mm Artを装着すると換算216mmとなり擬似ニーニー化できること。

個人的にアクアパークのイルカ撮影は200mmあたりで撮るのが一番楽しいので、この組み合わせでの撮影体験や撮れ高は大満足だった記憶があります(歩留まりは別として)

 

 

 

TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)

 

初めて購入した広角レンズ。

以下すべて、α7Ⅲ (MC-11)

このレンズ導入まではどんなシチュエーションも135mmArtの1本でどうにかしていたのですが、さすがに無理があるシーンが多々。

超広角域から35mm辺りまでカバーした明るめのレンズを探すと、予算の範囲内ではこのレンズだけがヒットし購入に至りました。

描写は悪くはないが良くもなし。不満を感じることもあまりないけれども、感動することもないというのが正確な表現かと思います。

この辺りはミラーレス専用設計のレンズのほうが大幅に優位なはず。

MC-11を介してソニー機で運用していましたが使い勝手はいま二つ。

AFは光量が豊富かつ順光という条件下なら実用にギリギリ耐えるものの、少しでも条件が悪くなると迷いが大きくなり精度も大きく低下します。

おすすめ度は☆1。

やたら低いのは、この手のレンズはミラーレス用レンズに圧倒的優位性があるからで、今から買うなら絶対にそちらがおすすめ。

あとこのレンズに限りませんが、水族館撮影ではインナーズーム・インナーフォーカスのレンズが圧倒的に使いやすいと思います(本レンズは少し伸びる)



 

 

TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)

 

17-35mmに代えて導入したタムロン渾身の単焦点

以下すべて、α9 (+MC-11)

RFマウントやZマウントと同時期というなんとも微妙な発売のタイミングであまり有名ではないものの、タムロンがかなり力を入れて開発したという大口径単焦点です。

ただ、17‐35mm然り広角レンズはミラーレス専用設計優位であるのは明確な事実。

破綻のない解像性能や、色収差の抑制など総じて良くまとまっているとは思いますが、感動を得られる画質とは感じませんでした。

特に解像力は開放からバキバキというわけではなく、近接撮影時に低下する傾向あり。

AFも一眼レフ、ミラーレス機ともに精度はいまいちで使いづらさは否めません。

鏡筒の造りはしっかりしており、もちろん防塵防滴。フルタイムMFにも対応と堅牢性や操作性は非常に良好です。

少々厳しめな評価となりましたが、残っている写真がお気に入りばかりなので個人的な印象は良好です。

おすすめ度は☆2。

理由は先と同じで、ミラーレス用レンズの方が明確に優れているから。

決して悪い性能ではないのですが、現状の流通価格ならSIGMAの35mm F1.4 DG DNを購入した方が良いのかなと。



 

 

TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)

 

高い接写性能を誇る広角単焦点

以下すべて、α9 (+MC-11)

ドジョウ類はじめ底生魚を撮影するには広角寄りで接写能力が高いレンズが便利です。

そこで導入したのがこのレンズで、最大撮影倍率は0.4倍とハーフマクロに近い接写性能を実現しています。

解像力は開放から高く不満を感じたことは特になし。接写時の解像は上で紹介した35mm F1.4を確実に凌駕しています。

このレンズの欠点は軸上色収差の多さで、特に開放でコントラストの高いシーンを撮影するとファインダーが紫に見えるほど(フリンジの色で)

とはいえ水槽撮影でそこまで目立つシーンはないので使い方次第かなと。

AFは周辺部や動体相手での信頼性は低いものの、F1.4よりはソニー機との相性が良好。

ただ総じてタムロン製レンズはMC-11と相性が良くないので、ミラーレス用のレンズと比較をしなければ使えなくもないという程度です。

おすすめ度は☆3.5。

中望遠のマクロレンズが少し苦手で広角寄りで寄れるレンズが好みなので、すごく使いやすかった印象が残っています。

 

 

 

TAMRON SP AF 60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1 (G005)

 

初めて購入したマクロレンズ

α7RⅢ (+MC-11)

開放F2という明るさが特徴のAPS-Cマクロレンズ

フルサイズで使うと当然周辺がケラレますが、マクロ域だとケラレは解消。

口径食の影響は大きく受け、周辺の像も流れ気味(魚眼気味?)になりますが、解像自体は非常にシャープな絵が得られます。

α9 (+MC-11)

解像性能は本当に優秀で、色収差も目立たずボケもきれいと言うことなし。APS-Cで使うには理想的なマクロレンズと感じます。

α9 (+MC-11)

ただしそのほかは注意点多め。

AFは鈍足で作動音も大きく、MC-11を介せばソニー機で動作するものの動体相手にはかなり厳しい。EF-EOSRを介してRF機で使うとAFが正常に動作しません。

α7Ⅲ (+MC-11)

フォーカスリングも妙に扱いづらくシビアなMFもかなり難しい。被写体深度が極めて浅いため、個々の微調整がしづらいのは大きなストレスです(フルタイムMFに対応している点は非常にGOOD)

また、手振れ補正に防塵防滴もなく、優秀なのは画質と価格のみかも。

以下、α9 (+MC-11)

おすすめ度は☆3。

むりやりフルサイズで運用するやり方は一般には薦めづらいですが、個人的にはマクロの使用頻度が高くないので値段も考えれば満足しています。

マクロレンズにAF性能を求めるかは人により意見が分かれると思いますが、このレンズの場合AFもMFも使いづらいのでそこは難点。

描写は文句ないので、欠点を理解したうえでAPS-Cの一眼レフかSONYミラーレス機と組み合わせれば、非常に高コスパな買い物になるはず。



 


SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

 

人生を狂わされたといってもよい至高の一本。

以下特記なければ、α9 (+MC-11)

解像性能は抜群に良好で、これまで使ったレンズで比肩しうるのは同社の200mm F2のみ。開放から、中心はもちろん隅までバキバキに解像します。

ただ解像感があるのではなく、線が細い極上の写り。

色収差はじめ癖らしい癖は皆無で、無味無臭を極めたような描写。

均質性の高さを含めた解像力や収差の抑制でいえば、こちらも評判の良い同社の105mm F1.4を凌駕していると思います。

あちらはあちらで、官能的というか品のあるとんでもない表現力を持っていますが。

約3年間このレンズばかり使っていたので、これと同等以上に写るレンズ以外使えない身体になってしまったのは本当に困りもの。

そんなレンズはめったにないんですけどね。

α7Ⅲ (+MC-11)

α7Ⅲやα9で使用した際のAF性能は良好で、向かってくる被写体や瞬発力が求められるシーン以外では十分以上。

また、最大撮影倍率0.2倍とかなり寄れるレンズなので、魚類の撮影にも十分使えます。

近接撮影時ではフルタイムMFに対応しているのがとても便利。

金属製で重厚な造りも魅力的で、いまどきのエンジニアリングプラスチック製では得られない所有欲が満たされます。

その分1130gと重量級ではありますが、この描写が得られるならと諦められる人は多いはず。

重心がボディ側にあるのか、個人的は重いと感じたことは一度もありませんでした。

おすすめ度は☆4.7。

最新レンズに比べるとAF性能で分が悪いのは事実で、自分もここの向上を求めてSONY GMに買い換えました。

ただそれ以外の部分、特に描写力はGMをはじめとする新型のレンズを超えるものがあります。

個人的には、AFでGMを選ぶなら135mmではなく70-200mm GMⅡを、画質を求めるならこのArtを購入するのがおすすめ。

EOS R (+ EF-EOSR)

以下、α7Ⅲ (+MC-11)

 

 

 

SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports

 

イルカショー最強レンズとなるはずだった大口径ズーム。

以下特記なければ、α7Ⅲ (+ MC-11)

アクアパークのイルカ撮影で使う焦点距離をほぼ完璧にカバーし、かつ開放F2.8を実現している弩級ズームです。

望遠側を担う主力レンズとして、フルサイズ移行と同時に購入しました。

開放からコントラストは高いものの細部の解像は今一つ。

F4に絞れば劇的に細部の解像性能が向上しますが、それではこのレンズを買う意味が半減してしまうので評価が難しい。

色収差はよく抑えられていますが、ボケは微ボケを中心に騒がしい傾向あり。

画質は決して悪いレベルではないのですが、大きな問題なのはAFと可搬性。

α7Ⅲ、α9、EOS 70D、EOS 5DⅣ、EOS Rと計5機種でこのレンズを運用しましたが、どの組み合わせでもAFは今一つ。

特にSONY機では周辺部でのAF精度や動体性能が壊滅的。

最後の1年はAFを諦めてMFメインで運用していました。

そしてなにより重すぎる。

総金属製の鏡筒は実に約3.4kgと400mm F2.8 GMを超える重さで、これに三脚座とレンズフード(ともに金属製)が加わります。

α7Ⅲの躯体に割れが生じたりカメラリュックの肩紐がもげたりと、その重さは規格外。

フロントヘビーなレンズ構成と相まって、手持ち撮影はかなり厳しかったです。

おすすめ度は☆1。

AF性能は望遠レンズに欠かせないところなのと、あまりの重量がネック。

画質面でも際立って優れているわけではないので、ソニー・キャノンのどちらで使うにしても純正の単焦点を中古で購入するのがおすすめです。

α9 (+MC-11)

 

 

まとめ

 

今回EFマウントの機材を振り返って驚いたのが、なんとすべてのレンズにミラーレス版の(直系の)後継がないこと。

いかにニッチなレンズばかりチョイスしてきたかがよくわかります(TAMRON単焦点の開発をやめているのが大きいですが)

手放してしまったものばかりですが、135mmはじめ最初の頃にこれらの機材を触れることができてよかったなと。

 

これまで4回にわたって水族館撮影で使ってきた機材を紹介してきました。

紆余曲折といった感じの機材変遷ですが、いまは特に欲しい機材もなくついに理想の編成に辿り着いた感があります。

一口に水族館撮影といっても、水槽を撮るのか、魚類を撮るのか、海獣を撮るのか、どの施設に良く行くかなどで機材の向き不向きも変わるもの。

機材選びに正解などないわけですが、選択を迷われた時の参考になればと思っています。

 

それでは皆さん、ハッピーな水族館撮影ライフを!!

【機材レビュー】水族館撮影の機材たち~LUMIX Lマウント編~

全4回、3回目の今回はLマウントの機材を紹介していきます。

 

前回までの記事はこちら↓

loachloachap.hatenablog.com

loachloachap.hatenablog.com

 

一昨年、マイクロフォーサーズを離れて以来5年ぶりにLUMIX機を導入。

使用頻度は低めでしたが、S1と200mm F2の導入後はα9と並んでメイン機材になっています。

 

今回はこれまで使用した2台のカメラと4本のレンズを紹介します。

※本記事内での感想やおすすめ度は水族館撮影に限った話なのでご注意ください。

 

 

LUMIX S1

 

2017年の発表時に造形美に魅了され、去年7年越しに導入したLUMIXのフルサイズ初号機。

以下すべて、SIGMA 200mm F2 DG OS | Sports

解像性能や高感度耐性はα7Ⅲとほぼ同じで非常に良好。絵作りやAWBも安定感が高く、総合的な画質では間違いなく同年代のSONY機を凌駕しています。

酷評ばかりされるAFですが、動体撮影に関しては「ポテンシャルのある馬鹿」という表現が適切。

撮影難易度が高いシーンで合焦させてくることもありますが、訳が分からないような外し方も非常に多い。

アクアパークのイルカ撮影においてはピントが合うのはほぼ偶然の産物なので、正直ふと「よくこの性能で世に出せたな」と思うときもあります(だいぶ失礼)

低照度、瞬発力、演算力が求められるシーンではまずピントが合わないので諦めるのが吉。

ピントがマクロ域まで吹っ飛ぶことが多いので、S5Ⅱには搭載されているボディ側のフォーカスリミッターがないのがかなり惜しい。

まぁでもここまで扱き下ろす割には意外と当たりも得られるのが不思議。偶然にしては多いんですよね。

連写はAF-Cで6コマ/秒と決して速くありませんが、連写中のファインダーの見せ方がきれいなこともあって被写体は追いやすい。

このカメラ一番の魅力は、所有欲と撮影体験を大いに満たす造り込みの良さで、ここまで上質なカメラが中古とはいえ10万円台で手に入るのは異常。

特にシャッターの上質さや全く軋みのない剛性感は現行の他社製品をも圧倒しています。その分、縦位置グリップと合わせると1.4kg近い重量となりますが、数か月運用した感じそこまでネックにはならない気がしています。

おすすめ度は☆2。

すべてはAF。この設定にしたからピントが合った、というのがないので動体撮影では確実性を求めることが困難。

動きが単調で撮り直しが利くシーンでは意外と使えますが、水族館撮影であえてこのカメラを選ぶのはなかなかのチャレンジャー。

かく言う自分は、写りとデザインに惚れ込んでいるので大満足なのですが…

(確実性を求めるシーンではα9を使うのでストレスが少ない)

 

 

 


LUMIX S5Ⅱ

 

課題と言われ続けたAF性能を改善すべく、LUMIXとして初めて像面位相差AFを搭載。

以下特記なければ、LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.

そのAFはS1のような訳の分からない外し方はしなくなり、マクロ域や奥にピントが抜けることが激減。

これだけでも大きな改善で、S1ではほぼ合焦しえないイルカの変則ジャンプも撮影可能。

ただ、AF演算はじめ画像処理エンジンの性能不足を感じるシーンが多々。

特に低照度(夕方の日陰の動物園程度)や、被写体が向かってくるシーンではAF精度が大きく落ちこみます。

電子シャッター使用時にはAF-Cで30コマ/秒の連写を実現していますが、レリーズタイムラグが異常に長く、ローリングシャッター歪みも比較的多いので実用性はかなり微妙。

連写時のファインダーの見せ方がきれいとは言い難く、フレーミングに苦労します。

総じて、動体撮影における進化幅は限定的かなと。

一方で、普段使いや旅行用のカメラとしてはこの上ない選択肢だと思います。

S1譲りの高画質にリアルタイムLUTに代表される柔軟性が加わり、動体撮影でなければ十分すぎるAF性能。

手振れ補正も強力で、キットレンズの20-60mmと合わせればほとんどのシーンを美しく記録できます。

個人的に気に入っていたのは手持ちハイレゾ

ボディ内で合成まで完結するうえ合成の成功率もかなり高く、簡単に超高精細な画像を得ることができます。

望遠レンズを使っても成功率はほぼ落ちず、動かない動物にも使用可能なあたり実用性はとても高い機能。

SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art (+MC-21)

おすすめ度は☆3.5。

決して悪いカメラではないのですが、あえて水族館撮影に選ぶかといわれると微妙なところ。AFは改善していますが、ソニーの水準には程遠いので過度な期待は禁物。

LUMIXで本格的な動体撮影をしたいのならS1Ⅱ系一択だと思います。

「日常使いメインで、たまに水族館も撮る」という人には良い選択になるかも。

 


LUMIX S 20−60mm F3.5-5.6

 

S5Ⅱのキットレンズとして購入した標準ズーム。

以下特記なければ、LUMIX S1

F値可変のレンズを購入したのはフルサイズに移行して以来初めてでしたが、汎用性が非常に高くいまでは手放せない1本に。

LUMIX S5Ⅱ

特徴は何といっても20mmまで拡張された広角側で、小型軽量なレンズにもかかわらず画質の破綻も皆無。

このレンズには水槽全景の撮影を任せていますが、よほど巨大な水槽でない限り十分に映し切れる画角の広さ。

解像性能も周辺部までかなり安定しており、F5.6-8程度まで絞り込めばハイレゾ撮影にも余裕で耐えます。

加えて20mm時の最大撮影倍率は0.42倍とハーフマクロに近い接写性能も併せ持ちます。ただし望遠側では寄りづらいレンズに一変するので注意。

このレンズ唯一の弱点といっていいかもしれません。

LUMIX S5Ⅱ

よほどの広角を必要としない限り、キットレンズ1本で広角ズームと標準ズームを兼ねられるのはLUMIXの圧倒的利点。

これだけ使いやすいレンズが安価に手に入ることは他社ではまずありません。

おすすめ度は☆5。

これだけ便利なレンズにもかかわらず、画質の破綻がなく軽くて安いのは異常ともいえるでしょう。

屋内では暗さや望遠側での寄りづらさが気になるシーンもありますが、Lマウントのカメラを買うなら持っておいて損はない1本。

LUMIX S5Ⅱ




LUMIX S 50mm F1.8

 

先の20‐60mm同様、S5Ⅱのキットレンズとして購入。

以下すべて、LUMIX S5Ⅱ

こちらも欠点が少ないレンズで、価格を考えれば非常に良いレンズ。

その数少ない欠点は最大撮影倍率0.14倍と寄りにくいことですが、自分はクローズアップレンズを着けて水槽撮影に使っていました。

レンズ先端にはめて接写性能を高めるクローズアップレンズはレンズごとに相性の差が激しく、装着すると解像性能が大きく低下したり収差が劇的に増えることも珍しくありません。

この点、本レンズはクローズアップレンズとの相性が良いようで、「PRO1D ACクローズアップレンズ No.3」の装着時には開放から驚くほど優れた解像を得ることができました。

これの装着時には、マクロレンズには到底及ばないものの、本レンズ単体では確実に不可能な小型魚類の撮影が可能になります。

なお、根拠はないですが前玉は大きい方が画質が安定しそうなので、クローズアップレンズはステップアップリングを介して77mm径のものを使用しています。

同社が提供する最大径のレンズなのでまぁまぁ重みがあります。造りが弱いレンズにつけ続けると、鏡筒が歪んで光学性能が落ちる可能性があるので注意。

AF速度が非常に速いため、ピントの移動距離が大きいこうした撮影もAFで十分に対応可能。

もちろん通常の撮影でも実にシャープな絵が得られます。

性能的にはほぼ完全な上位互換となる28-45mm F1.8の導入に合わせて手放しましたが、可搬性には大きな差があるため、たまに手放したことを後悔することがあります。

おすすめ度は☆3。

レンズ単体だと寄れない点が水族館撮影ではなにかと不便。

クローズアップレンズ装着時はピントがマクロ域にしか合わなくなるため、単体で寄れるに越したことはないのです。

それでも、S5ⅡやS9を購入するならキットレンズとして一緒に購入して損はないかなと。これだけバランスの良い単焦点が安価に手に入ることはそうないので。

 


LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.

 

S5Ⅱに合わせて導入したLUMIXのLマウントフラッグシップレンズ。

以下すべて、LUMIX S5Ⅱ

描写はズームレンズであることを考えるとかなり良好。

当然細部の解像は単焦点に比べると劣りますが、欠点らしい欠点もなくすべてが高いレベルにまとまっています。

中央から周辺部の解像やボケ、色収差の抑制などは特に高次元。

AFは非常に高速で、200mm F2 Sportsと比べても本レンズのほうが少し早い印象。S5Ⅱだとボディ側の性能が追いついていないように感じるので、S1ⅡやS1RⅡで使用すればより良好な結果が期待できるはず。

他に特筆すべきは造りの良さと手振れ補正。

金属製でこそないものの剛性感が高く、デザインの美しさと合わせて所有欲が満たされます。手振れ補正は非常に強力で、テレ端かつ1/100を切るSSでも手持ちハイレゾが問題なく合成可能なほど。

欠点は特になし。

重さを指摘する声も見られますが、これだけ写りの良い大口径ズームに軽さを求めるのは野暮な話。

この焦点距離のレンズを購入したのはこれが初めてだったのですが、水族館撮影でよく使うと確かに便利。ただ、単焦点の明るさと3‐400mmの画角に慣れた身には、暗く広く感じてしまうのが手放す理由となりました。

おすすめ度は☆4.5。

スペックといい実際の性能といい、LUMIXで動体撮影をするなら一番手の選択肢。

もちろん次に紹介するSIGMAの200mm F2も素晴らしいレンズですが、純正の安心感や軽快さはこちらが上手。

最新のS1Ⅱシリーズならこのレンズの性能をより引き出せるはずです。

 

 

SIGMA 200mm F2 DG OS | Sports


現状最も使用しているレンズ。

以下すべて、LUMIX S1

200㎜という焦点距離、70‐200㎜ F2.8より一段明るいF値海獣撮影との相性が抜群。

アクアパークのイルカショーでいえば、ジャンプシーンから水中パフォーマンスまで幅広いシーンでちょうどよい画角になります。

F2という明るさも水族館撮影では大きな強みで、どんなフルサイズ機でもISO6400より上は許容外の自分にとっては頼もしい限り。

描写は開放からほぼ完璧で、このレンズで撮った画像と400㎜ F2.8 GMで撮った画像を見比べると後者が眠く感じるほど。

特に細部の解像感やコントラストが非常に優秀です。
皆無に近い色収差といい癖のないボケといい、画質に関しては言うことなし。
唯一、近接撮影時には解像性能が低下するので3m以上のディスタンスは確保したいところです。(すなわち小型ー中型魚の撮影には不適)

AF性能は良好に感じますが、装着しているボディがLUMIX S1なのでレンズのポテンシャルがどれだけあるのかは不明。
おそらくSONY機に装着した時には、動体撮影に十分すぎる速度・精度があるはず。

撮れ高を考えるとSONY Eにマウント交換したほうが良いのでしょうが、S1と組んだ際の描写の美しさがあまりに魅力的なのと、α9しか持ち出さないことになりそうなのが嫌でしばらくは予定なし。

発表当初話題になった割に売れていないようですが、本当はSONYLUMIX、それぞれに1本欲しいほど素晴らしいレンズです。

おすすめ度は☆4.5。

レンズ自体の性能に欠点は皆無なので、あとは200mmという焦点距離が合うのかどうか。

動体撮影のために導入するなら、やはりEマウント用がおすすめ。連写速度の制限は痛いですが、光量が乏しい環境下でのAFは未だソニーい大きく分があります。



まとめ

 

レンズ設計に定評のあるLUMIXSIGMAが参入するLマウントは良いレンズの宝庫。

明るい望遠レンズはまだまだ少ないものの、今回挙げた2本なら選んでがっかりすることはないはずです。

問題はボディ選びで、高すぎるLAICAとメカシャッターのない(=フリッカーが出やすい)SIGMAは個人的には選外。

S1ⅡとS1RⅡは動体撮影能力が大きく改善していると聞きますが、一度アクアパークで試した感じLUMIXらしい挙動がそのままだったので半信半疑。

これはいつか、S1Ⅱと200mm F2の組み合わせを試してブログで紹介できたらと思います。

でも、人と被らないカメラを使うってすごく楽しいです。

ぜひ皆さんもLマウントへお越しください!

 

連載1-2、4回目の記事はこちら↓

loachloachap.hatenablog.com

loachloachap.hatenablog.com

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【機材レビュー】水族館撮影の機材たち~SONYレンズ編~

全4回の機材レビュー連載2回目は、ソニーE/Aマウントのレンズを紹介していきます。

 

初回の記事はこちら↓

loachloachap.hatenablog.com

 

下の図でいう青色のレンズたちです。

初期はシグマのキャノンEF用レンズをアダプターを介して使用していましたが、AF性能は必ずしも良いとは言えず。
最新のレンズに入れ替えを図ってきましたが、いつのまにか同クラスで最も高性能なレンズ(=最も高価)ばかりに。

いずれも性能には満足していますが、掛けてきた金額を考えると本当に怖い…。

※本記事内での感想やおすすめ度は水族館撮影に限った話なのでご注意ください。

 

 

SIGMA 28-45mm F1.8 DG DN | Art

 

水槽撮影用の主力レンズとして導入。

以下すべて、α9

明るい、画質良い、寄れる、伸びない、AF速い、という自分が水槽撮影用レンズに求める要件をすべて満たしているズームレンズはこれより他に存在しません。

画質は本当に驚異的で、近接時以外での解像力は単焦点を軽く超えるレベル。

光量に乏しかったり、水やアクリルの透明度が冴えないシーンでも非常に鮮明な絵が出てくるのでびっくりします。

これまで描写の評判が良いレンズを数多く試してきましたが、そのなかでも一番驚かされたレンズ。

最大撮影倍率0.25倍とかなり寄れるレンズであることも強み。寄ると解像は目に見えて落ちて収差も増えますが、F2.8程度まで絞るとバキバキに解像します。

AFも追従性は純正レンズに劣るものの速度自体は非常に良好。

とはいえ過信は禁物で、近接撮影時に魚が向かってくるようなシチュエーションでは高確率でピントが追いつきません。

広角側では大型魚、接写時は中‐小型魚とこなせる場面がかなり多いため、本格的なマクロ撮影を除けばこれ1本で水槽撮影が完結する、ショートズームなのに便利ズームという不思議な1本。

妥協が必要なのはレンズ重量と狭いズーム域で、後者は"引ける50mm単焦点"と考えることである程度ストレスがなくなりますが、重さはいかんともしがたい。

レンズ長が長くフロントヘビー気味なこともあってか、重量が近い135mm GMと比べても圧倒的に手首が疲れる感覚に陥ります。

おすすめ度は☆4.5。

最後に挙げた欠点以外は完璧な逸品だと思います。

自分はなにより描写力を重視しているので、水族館撮影において絶対に欠かせない1本になりました。

 


SONY FE 135mm F1.8 GM

 


イルカショー撮影の一番手。

135mmという画角は海獣撮影、特にイルカショーの撮影と相性が良いため、70‐200mm F2.8では暗く感じる自分には欠かせないスペックの1本。

GMの導入までは同スペックのSIGMA ArtをMC-11を介して使っていましたが、AF性能の不足を感じて入れ替えを決意。

ただ正直言って、Artに勝っているのはAF性能と高速連写の制限がないことくらい。

周辺部の解像感をはじめ、絵のクリアさや(抽象的な表現となるけれど)余裕さも確実にArtに優位性があるように感じます。

それでも並のレンズより画質は上。最大撮影倍率0.25倍と寄れることもあって水槽撮影もある程度こなすことができ、不満と感じることもあまりありません。

一方で、爆速とは言えないものの安定したAFはArtを圧倒しています。特に被写体が向かってくるシーンでの追従性や瞬発力で大きな差があり、ここを重視するならEマウントの135mmはGM一択といえるでしょう。

もっとも、イルカショーの撮影においては水飛沫がAF精度を大きく下げる要因となるので、レンズのAF性能が上がった分だけ歩留まりが良くなるという単純な構図ではないのですが、それでもArt比で倍近い歩留まりが得られているよう感じます。

総じて、このレンズならではの魅力というよりも、この焦点距離と明るさで高速性を備えたEマウント唯一のレンズという点がこのレンズ一番の強みだと言えるでしょう。

おすすめ度は☆4。

70‐200mmでカバーできる焦点距離なので普通はそっちを買うはず。

自分のように画質最優先で、70-200mmに代えて135mm単と200mm単を買う異常者にはおすすめです。

 

 

SONY FE 400mm F2.8 GM OSS

 

ついに導入してしまったEマウントのフラッグシップレンズ。

以下すべて、α9

解像力は開放からとても良好で、色収差の影響も軽微。

135mm GMと同様に「このレンズだから味わえる描写」というものはあまり感じないものの、400mmかつF2.8というスペックから得られる絵は代えがたいものがあります。

AFは爆速とまではいかないものの十分に高速で連写に関する制限もないため、当然ながら高速性に文句はありません。

とはいえ、このレンズをむやみに薦めるのも難しい。

導入して痛感したのは、超望遠の域に入る400mmという画角、そしてその巨体の扱いづらさ。

撮りなれたアクアパークでの撮影では意外と使えるものの、イルカのジャンプシーンを収めるのは難しく、アクアパーク以外の水族館ではほとんど使い道がありません。

同クラスとしては非常に軽量なもののレンズ長はかなり長く、動物園ならまだしも水族館では取り回しに苦労します。

極めつけはブレ耐性で、解像力が高い超望遠レンズということで、非常に高速なSSを確保しないと被写体ブレの影響で解像が得られません。

そうすると、屋内のアクアパークではF2.8でも決して明るいとは言えず(むしろ暗く感じる)、ショープールに陽光が入らない10‐2月はほとんど使い物にならないのです。

個人的にはこのレンズを買ってよかったと思える写真を夏場に量産できたので満足度は非常に高いですが、かなり使い手と被写体を選ぶレンズと言えるでしょう。

おすすめ度は☆2.5。

個人的な満足度でいえば100点に近いですが、いろいろな意味で水族館で使いやすいとは言い難し。

FE 300mm F2.8 GMのほうが、焦点距離やサイズ感含め圧倒的に使いやすいと思います。

もっとも、一度400mmに慣れると300mmが物足りなく感じるわけですが…



 

 

SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS

 


あまりに相性が合わず1週間程度で手放してしまったため記憶がおぼろげ。

作例にできるような写真も残っていません。

ピントがシビアでAF精度も落ちやすいマクロ撮影では、AFとMFを併用することが一般的です。本レンズはこの切り替えをし易くするため、MFリングを手前に引くことでAF→MFに切り替わるクラッチ機構を搭載しています。

しかしこの機構が曲者で、引いた瞬間にピント位置がこれまでの位置からMFリングに印字のある距離指標の位置へと大きく動いてしまいます。

この挙動はかなり使いにくい。

またインナーフォーカスのマクロレンズとしては一般的なことですが、フォーカスブリージングが非常に大きい特徴があります。単焦点なのにズームしているような感覚の違和感はなかなか拭えませんでした。

各所で高評価を得ているレンズなので、自分と相性が合わなかっただけで本来は素晴らしいレンズなのだと思います。

最近新しく発売された「FE 100mm F2.8 Macro GM OSS」では上で指摘した二点が改善されているようなので、いつか導入することがあるかもしれません。

 

 

SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM(Aマウント)

 

86mmという大口径に重量は1.8㎏という弩級の望遠マクロ砲。

以下すべて、α9 (+LA-EA5)

画質は開放から目が覚めるほどにシャープで、望遠ならではの圧縮効果と合わさり出てくる絵は非常に魅力的。

名古屋港のナンキョクオキアミなど、ある程度距離のある小型生物を大きく撮影したいときには理想的なレンズです。

ただ望遠すぎるためか、水槽撮影においては周辺部では屈折の影響を強く受けてしまい、中央部以外はあまり解像しないことがほとんど。

マクロ時のAFはα9と組み合わせると良くもなく悪くもなくといった印象で、フルタイムMFが使えるため使い勝手は悪くありません。

残念なことに通常距離で動体撮影を行うのは困難で、マクロ兼望遠単焦点といった使い方はできないのが悩ましいところ。

重量が重量だけに135mmや300mm、400mmと同時に持ち出すのはかなり大変で、徐々に出番が減少し売却してしまいました。

なお、Canon EF版をMC-11を介して使おうとするとAFが正常に動作しないので注意。

おすすめ度は☆3。

描写は文句なしなので、この巨体と使いどころの少なさを愛せる好事家にはおすすめ。

この手のレンズはめったに新規開発されないので、今購入してもしばらくオンリーワンの体験ができるはずです。

 

 

SONY 300mm F2.8 G SSM II(Aマウント)

 

500mm F4とともにAマウントのフラッグシップレンズであった一本。

以下すべて、α9 (+LA-EA5)

解像力は24‐42MP機では開放から非常にシャープに見えますが、α1の50MPではどこにピントが合っているかよくわからなくなります。

ボケはなだらかで色収差も少ないですが、ハイライトが滲みやすい傾向があり、晴天時に海獣類を撮影するとひげの部分が顕著に滲むことがあります。

驚くべきはAF性能で、Aマウント晩期の製品であることもあってかかなり優秀。

LA-EA5を介してEマウント機で使用すると10コマ/秒に連写が制限されるものの、積層型センサー搭載のEマウント機ではある程度の動体撮影がこなせるだけの能力があります。

これ以前に使っていた120‐300mm Sportsと比べると、解像力やボケ、AF速度、AF精度、機動性とあらゆる面で本レンズが圧倒しています。

最新の200mmSportsや300mmGMは高くて手が出ない、と感じる人にはイチオシ。

特に、20万円台で入手して24‐30MP機で使うならコストパフォーマンスは素晴らしいはず。(このレンズは外装ボロボロのものを21万円で購入)

より高解像でAFも早い400mm GMに食われる形で手放しましたが、焦点距離的に言えば水族館では300mmのほうがだいぶ使い勝手は良かったです。

おすすめ度は☆4。

すでにディスコン、中古の流通量が非常に少ないことが難点ですが、写りやAF性能はかなり高水準。

α7Ⅴで30コマ/秒の高速連写ができるようになったのを考えると、いまからAマウントレンズを買うのはややリスキーなのが悩ましいところ。

 

 

まとめ

 

どのレンズも高評価を得ているレンズだけに、買って後悔したのは90mmマクロぐらい。

おすすめ度に☆5がないのは、この多くが重量級の単焦点で安易に薦めづらいことが大きいです。

でも、「あえて重く高価なフルサイズを使うなら描写を優先したレンズ選びをしたほうが良い!」というのが個人的な意見。

皆さんもぜひ、重くて高くて写りの良いレンズで水族館撮影を楽しんでみてください。

 

次回、連載3回目ではLマウントの機材を紹介していきます。

 

連載1、3-4回目はこちら

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【機材レビュー】水族館撮影の機材たち~SONYボディ編~

水族館での生物撮影は、暗所を素早く動く被写体を近距離から撮影する必要があり、その難易度や要求される機材の性能はかなり高い部類に入ると思われます。

初めての一眼「LUMIX GF3」を親に購入してもらって以来15年。

よりクオリティ高く水族館の生き物たちを写真に収めるべく多くの機材を導入してきました。

 

今回は4回に分けて、フルサイズ移行後に導入した機材を紹介していきたいと思います。

アクアパーク品川でのイルカ撮影がメインという中での機材構成なのでいくらか特殊ではあると思いますが、どこか参考になる部分があれば幸いです。

 

移行後の主な機材の変遷はこんな感じ。

青…ソニー系(E/Aマウント)

灰…キャノンEFマウント

黒…ライカL

キャノンEF用のレンズをソニーのボディで使っていた初期から近年は純正へとシフト。

24年からはフルサイズのLUMIX機を導入して、ボディは2台体制となりました。

 

連載初回はこれまで使った4台のソニーのカメラを紹介します。

※本記事内での感想やおすすめ度は水族館撮影に限った話なのでご注意ください。

 

 

SONY α9

 

導入以来一番手の座を譲らない名機。

以下特記なければ、SONY FE 135mm F1.8 GM

画質は解像力・高感度耐性ともに必要十分も、積層センサーやローパスフィルターの影響かα7Ⅲと比べるとやや劣る印象。

特にシャドー部にノイズが乗ってディテールが埋もれやすいのは気になりますが、あくまでフルサイズ機と比較したときの話で、APS-C機と比べると比にならないほど高画質。

一方で動体撮影能力はα7Ⅲを圧倒し、現行機種と比べてもおそらくトップクラス。

被写体認識の対象は人間と動物しかありませんが、それ以外の物体をトラッキングさせたときの追従力は素晴らしいものがあります。

SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art (+MC-11)

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art (+MC-11)

どのみち海獣や魚類に特化した被写体認識AFは他社含め導入されていないので、水族館撮影においてAF性能の陳腐化を感じることはほぼありません。

むしろリアルタイムトラッキング中のイルカに対する食いつきは、α1で性能が劇的に低下しているためかえってα9が上回ります。

ファインダーやモニターは今となっては解像不足が否めませんが、連写時のブラックアウトフリーは本当に有能で動体撮影に関しては不足ないところかなと。

強調しておきたいのは操作性の良さで、フォーカスエリアの切り替えや被写体追従感度をカスタムボタンに割り振れる機種は他社では少ない印象。

アクアパークでの撮影ではジャンプごとにこれら設定を変えているので本当にありがたい機能です。

SONY FE 20mm F1.8 G

弱点はAWBとフリッカー耐性。

WBの安定性が全く無いのと、決して美しいとは言えない画作りの組み合わせでRAW現像は必須。

また、フリッカー低減機能がなくメカシャッターが貧弱(5コマ/秒)のため、人工光源下では苦戦する場合があります。

照明設備を長く更新していない水族館や、プロジェクションマッピングやモニターを用いた類の展示は苦手。

おすすめ度は☆4.5。

現在中古市場では20万円弱で流通していますが、この価格帯で高画質と高速性をハイレベルに両立しているのはこのカメラのみ。

弱点(特にフリッカー耐性)は要確認なものの、α7Ⅴと並んで水族館撮影に最適なソニー機だと思います。

SIGMA 28-45mm F1.8 DG DN | Art

以下、SONY FE 400mm F2.8 GM OSS




SONY α1

 

α9の後継として導入もほぼ使わず1年経たずして売却に。

ほぼほぼ知人に貸していて、使った機会も数えるほどしかありません。

以下すべて、SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art (+MC-11)

その主要因はα9比で大幅に劣化した対イルカでのAF性能。

特にリアルタイムトラッキングを使ったジャンプシーンの撮影では、イルカの顔が水面から出た瞬間にロックしても2-3コマ後にはAFが水飛沫に吸われてしまう事態が頻発。

設定変更やファームウェアアップデートでも改善は見られず、はっきり言って全く使い物にならない水準でした。

人物や動物園の撮影ではα9よりAF性能がかなり向上したと感じますが、肝心のイルカ相手に大幅劣化しているとは不覚でした。

また当然の話ではありますが、高感度耐性もα9に比べると目に見えて劣ります。

水族館撮影はアクリルによる歪みや高感度ノイズの影響を受けやすく、高画素機の解像性能を生かせるシチュエーションは多くありません。

素数が増すほど高感度耐性は低下していくにもかかわらず、微ブレを防ぐためにより高速なSSが必要となるため、水族館撮影においては高画素機は基本的に不要と考えていいでしょう。

結論。間違いなく良いカメラ。特に屋外では無双できるはず。

ただ買う前に実戦で試したほうがいい!!

どのカメラにでもいえる話ではありますが、これだけ値が張るカメラなので尚更そう感じます。

おすすめ度は☆2。

繰り返しますが、水族館で高画素機を使うメリットは少ないです。

屋外展示の海獣類を撮るにはよい選択肢と言えるかもしれませんが…

 

 

SONY α7Ⅲ

 

フルサイズデビューで購入した大ヒット機。

以下特記なければ、SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art (+MC-11)

一番の強みは画質で、非常に優れた高感度耐性と画素数以上にシャープに感じる解像感は、フルサイズ沼に沈むきっかけに。

ローパスフィルターが薄いとの噂通りモアレは出やすいものの、30MPあるEOS Rと比べても目に見えて解像感が上なのは魅力的。

AFはリアルタイムトラッキングに対応していないものの、フレキシブルスポットSできっちりトレースすれば性能は悪くありません。

連写もメカシャッターで追従10コマ/秒と必要十分で、連写時のファインダーが見やすいため、動体撮影能力は十分あるといえます。

SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports (+MC-11)

一番の弱点はもっさりとした動作で、ダイヤルやボタンを操作してから実際に反応するまでに1-2テンポのラグがあるため、こまめに設定を変える撮影スタイルではストレスが溜まること必至。

同世代のα9は比較的きびきびしている(ラグはやはりあるが)ので、処理エンジンが微妙に違うものと思われます。

ほかにも細かい操作性や耐久性など上位機に劣る点は多々ありますが、はじめてのフルサイズ機としては未だ十分すぎる性能なはず。

いま写真を見返してもα7Ⅲで撮影した写真が一番良いと思うことが多いですし、フルサイズデビューでSONYを選んでよかったと感じます。

おすすめ度は☆3.5。

現在も新品で購入可能な本機ですが流石に古くなってきたかなと。

特にトラッキングが非搭載のAFやレスポンスの遅さは動体撮影でネックになります。

ただ、高感度画質は現在までに発売された全ソニー機で1番と思われるので、使い方次第では大いにあり。

 

 

SONY α99Ⅱ(Aマウント)

 

300mm F2.8 G SSMⅡを最大限生かすために導入したAマウントのラスボス。

以下すべて、SONY 300mm F2.8 G SSMⅡ

LA-EA5は非常に優秀なマウントアダプターであるものの、連写は10コマ/秒まででテレコンの使用も不可という制約があり、望遠レンズのポテンシャルを生かし切れるものとは言い難い。

そこで、42MPという高画素ながらも12コマ/秒の連写速度を誇る本機を導入するに至りました。

高感度耐性は画素数を考えれば悪くありませんが、レンズ側の限界か解像性能は24MP機と大きな差は感じられませんでした。

使っていて便利だったのは、3軸チルト液晶モニターとボディ側で柔軟に設定できるフォーカスリミッター機能。

前者は進化系となる4軸マルチアングルモニターが開発されましたが、後者は何故か最新のEマウント機にも搭載されていないのでAマウント機でしか使うことができません。

レンズに搭載されているフォーカスリミッターより細かい設定が可能なので、放飼場ごとに檻との距離が変わる動物園撮影ではかなり便利なはず。

弱点はAF性能とレスポンスで、完全な静物相手には問題なくピントが合うものの、ピーカンの屋外以外のシーンではAF-Cのピント精度が大きく低下します。

また、エンジンが古いこともあって操作から反応までのラグが大きく、ジョイスティックの反応が悪いこともまぁまぁストレス。

おすすめ度は☆2。

スペック上は非常に強力に見えるAF・連写性能ですが、α9以降のEマウント機と比べるのは酷。

ロマンある機材に違いはありませんが、今から導入するならEマウント機+LA-EA5が賢明だと感じました。

 

 

まとめ

ソニーのフルサイズ機を導入してから早5年。

これまで4機種のボディを購入してきましたが、このほとんどの期間をα9をメインで撮影しています。

発売から8年以上が経ち遥か以前にディスコンとなっているα9ですが、高感度耐性と高速性のバランスは今でもトップクラス。

α9Ⅱの進化幅が小さく、α9Ⅲが高感度に強くないことから現在まで更新せずに使い続けています。

先日、α7Ⅴが発売されてα9の正統進化Verと思えるカメラがようやく出てきました(電子シャッターの読み出し速度はα9のほうが約2倍速い)

ソニーで水族館を撮りたい方は、予算が潤沢にあればα7Ⅴを、低予算ならα9を購入するのがおすすめかなというのが個人的見立てです。

意外にも、水を掛けたり酷使してもなかなか壊れない強さもあるので、ぜひソニー機で水族館撮影にチャレンジしてほしいですね。

 

次回、連載2回目ではソニー系のレンズを紹介していきます。

 

連載2‐4回目はこちら↓

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【機材レビュー】FE 400mm F2.8 GM OSSで撮るアクアパーク品川

昨年の11月、ソニーのフラッグシップレンズ、「FE 400mm F2.8 GM OSS」を導入しました。

水族館という少し特殊な環境下ではありますが、作例もある程度溜まってきたのでレビューを残しておこうと思います。

 

 

導入経緯

 

単焦点・ズームを問わず、水族館で超望遠レンズを使っている人はかなり少数派と思います。

実際使えるシーンはかなり限定され、水槽展示の撮影に用いるのは現実的ではありません。

近距離でも解像性能が維持されていることは確認済みですが、最大撮影倍率は高くないし、水槽前でこんなものを振り回していたら周囲の来館者が大迷惑でしょう。

一方で海獣類の展示やパフォーマンスは距離があることが多く、300‐400mm程度のレンズがあると便利なシーンがままあります。

私の主戦場・アクアパークのイルカショーもその一つで、メインレンズの135mmではより切れないシーンがあるため、これまでは300mmをカバーする以下のレンズを併用してきました。

左から135GM・300GⅡ・400GM・LUMIX70‐200

 

120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports + MC-11 (2020-2022)

www.sigma-global.com

300mm F2.8 G SSM II + LA-EA5 (2023-2025)

www.sony.jp

 

300mmでもジャンプシーンを追うのは難易度が高く、まして400mmなど水族館での撮影で使いこなせる自信は皆無でした。

しかし、より望遠側を要求されるフィールドや動物園での使用を考え、300GⅡとの併用を前提に400GMの導入に踏み切りました。

 

以下作例は、すべて「α9」との組み合わせで絞り開放で撮影。

DxO PureRAW4」でノイズ除去をしたのち、「Lightroom Classic」と「SILKYPIX Developer Studio Pro 10」で現像しています。

 

 

意外と使える400mm単焦点

 

そんな経緯で導入した400GMですが、購入から半年以上経つ今でもこのレンズを使ったのはアクアパークだけ。

そして想定外なことに、135GMと並んでパフォーマンス撮影の常連レンズとなりました。

 

導入当初に戸惑ったのは、やはりその画角の狭さ。

より後方の席から撮影すればこの点は解決できるわけですが、それでは400mmを使う理由がなくなってしまいます。

(濡れる可能性があるパフォーマンスは4‐5列目から、濡れないパフォーマンスは1‐2列目から撮影しています)

300mmと400mm
ともに4列目からの撮影ですが、ジャンプ位置が違うので参考程度に

野鳥撮影でよく使われる照準器(ドットサイト)も購入しましたが、距離が近く周辺から隅の測距点ばかり使用するイルカショーとは相性が悪し。

 

そのため、プール中央部で披露される水中パフォーマンスのときだけ400GMに交換するスタイルで運用していました。

 

結局この点を解決したのは慣れ。

135GMが故障して使えない時期、400GMだけで撮影していたこともあってか、次第にジャンプシーンでもある程度フレームに収まるようになってきました。

後述するように描写やAFなど300GⅡを凌駕する面も多く、出番を失った300GⅡは売却と相成りました。

このレンズはこのレンズで本当に素晴らしいものだったので、いつかまた紹介できたらと思います。

 

400GMを導入して本当に良かったと感じるのは、イルカたちの表情や、ジャンプシーン以外の行動を鮮明に撮影できるようになったこと。

これは400mmかつF2.8というスペック、高速で正確なAFなど、このレンズだからこそ残せるものだと感じています。

そのため満足度は非常に高く、100万円を軽く超えた投資も簡単に取れたような感覚です。

以下、もう少しテーマを絞ってこのレンズの特徴を紹介していきます。

 

 

画質

 

画質はというと、これまで描写に優れたレンズばかり使ってきたためか、正直あまり感動はないのが正直なところ。

焦点距離が違いすぎるので、よくわからない比較になりますが、これまでメインで使ってきた135mm単焦点と比べた解像力は

中央 400mm GM = 135mm Art = 135mm GM

周辺 400mm GM = 135mm Art > 135mm GM

といった印象です。

135mm Artの解像は神の領域に近いので、それと似たものを400mmという焦点距離で味わえるのは、驚きはなくとも満点に近い。 

周辺部での解像の落ち込みは全く感じません。

これまで使ってきたサンニッパクラスのレンズと比べるとその性能は圧倒的。

 

120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports

ぱっと見のコントラストはこのレンズも良好でしたが、細部の解像は全く別次元。ボケやAF、取り回しのしやすさを含め、400GMのほうが遥かに使いやすいです。

 

300mm F2.8 G SSM II

24MPまでなら解像力の不足を感じるシーンはありませんが、α1やα99Ⅱといった高画素機と組み合わせると途端に切れがなくなってしまうのが難点。この点、400GMは高画素機でもまず問題ないと感じる解像力。ハイライトの滲みも大幅に軽減されています(0ではない)

 

一方で、その描写力が価格相応かというとかなり怪しい気がします。

気になるのは以下の2点。

 

・周辺部の描写に余裕を感じない

どう表現すればよいのかわかりませんが、「105mm F1.4 DG HSM」や「135mm F1.8 DG HSM」といったSIGMAのArtシリーズを使って感じた、どこか余裕すら感じるような描写をしてくるレンズではありません。

解像力は隅まで維持されていますし、倍率色収差は皆無なので、この差はボケからきているものなのかな…。

口径食もまぁまぁ大きいわけですが、それだけが理由ではないので、うまく言語化できません。イメージサークルのギリギリ感というか…

昨今のGMは、「高解像」「無収差」「小型軽量」という明確な設計思想があります。

結果、数値に現れない部分の描写がスポイルされていると感じることは、135GMでもままあります。

400GMも同じ印象で、先に挙げたシグマの2本のように描写だけで飯を食っていけるレンズとは感じません。

もっとも、それと引き換えにこれだけの軽量さを得ているですから文句は言えない気もします。

でも、150万もするレンズならもう少し頑張ってもいいような。

 

・ハイライトの滲み

これまで使ってきた300GⅡと比べると遥かに軽微ですが、ハイライト部が滲む傾向にあります。

各所のレビューなどを見るに、これは個体差で一般には出ないものなのかなとも感じますが、私の個体ではやや気になるのは確か。

この手のレンズは無収差に近い描写だと思い込んでいたので、やや困惑しています。

保証が効いてるうちに点検に出したほうがいいのかな。

この記事最後の等倍作例集を見ていただけると、ハイライト部の滲みが確認できるかと思います。

 

総括すると、解像力という点ではほぼ非の打ち所がないように感じますが、描写だけで150万もの投資をペイできるようには感じません。

より新しい「FE 300mm F2.8 GM OSS」や、ニコンの「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」のほうが描写が良いとする話をちらほら見聞きしますが、どことなく納得。

 

 

高速性

 

ここはこのレンズの大きな強み。

マウントアダプターを介したレンズやサードパーティ製レンズを使用した際、ソニー機はかなり強めの連写速度制限が入ります

MC-11を介した120‐300Sportsでは15コマ/秒、LA-EA5を介した300GⅡでは10コマといった具合です。

α9の最高連写速は20コマ/秒ですから、どちらのレンズもα9の強みが大きく削られてしまいます。

その点400GMは、α9の20コマ/秒はもちろん、α9Ⅲの最高速である120コマ/秒の高速連写時でも問題なくAFが追従します。

 

AF性能も当然ながら上々。

AFの初速は300GⅡなどと比べると大きな改善が見られます。

ただし、「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」のような爆速とまでは感じないので、ピント移動を最小限に抑えるような工夫は必要。

静物に対する精度はもちろん、こちらに高速で向かってくる被写体に対する追従性も満足いくもの。

手前に水飛沫が飛び交うシーンや暗所などでは、AFが迷ったり追従性が落ちることもありますが、これはやむなしかと。

発売から8年近く経ったα9側の限界もあると思います。

 

 

その他

 

特筆すべきはその軽量さでしょうか。

発売当時世界最軽量だったその取り回しの良さは抜群で、300GⅡと比べて重量差はわずか500g程度。

レンズ構成の工夫の結果、レンズの重心はかなりボディ寄りとなっていて、素早くレンズを振る必要があるシーンでも正確なフレーミングが可能です。

人並みの筋力さえあれば、まず問題なく手持ちでの運用が可能かと思います。(アクアパークは一脚や三脚が使用禁止なため、手持ち撮影が必須)

 

ただしレンズサイズは一般的なヨンニッパと大差ないため、非常に大きくかさばることには変わりありません。

周囲の来館者の視角を大きく妨げうるため、水族館内に限らずですが、周りの迷惑にならないか十分に注意したうえでの運用が必要となります(非常に大事)

また、これが入るカメラリュックも選択肢が乏しく多くは非常に高価。私はソニー純正のリュック、「SONY  LCS-BP3」を使っています。

www.sony.jp

見た目はぱっとしませんが、縦位置グリップをつけた状態のα9とフードを外した400GMの組み合わせが縦にすっぽり入ります。

400GMと300GⅡと135GMを入れてもまだ余裕のある大容量でいて、価格は1万5千円ほどと非常にリーズナブル。まぁまぁおすすめです。

 

最後に、水族館で本レンズを運用する上で一番の注意点を。

それは、要求されるSSを考慮すると決して明るいレンズとはいえないこと。

比較的近い距離の被写体を望遠レンズで写す場合、被写体ブレが非常に起こりやすい傾向にあります(このレンズに限った話ではありません)

またPureRAWでのノイズ処理はピンボケ・微ブレ発見器と言って過言ではなく、それまでノイズで埋もれていたものをディテールを含め曝け出してきます。

(最近、過去にSILKYPIXのみで現像した写真をPureRAWを通したうえで再現像しましたが、ガチピンだと思っていた写真の6割がピンボケか微ブレでボツになりました)

そのため、動きが遅いシーンでもかなりの高速SS、動きが激しいシーンでは非常に高速なSSを確保する必要があります。

アクアパークのイルカショープールはプール中央部を除けば基本的に暗いため、高速SSと高画質を両立する難易度はかなり高いものがあります。

135GMと比べ要求されるSSがより速くてF値も1段以上暗い400GMは、アクアパークで使えるレンズとしてはギリギリのラインです。

この時期はプールに陽光が差し込むため、アクションシーンにも十分なSSを確保できるケースが多いですが、このあと季節が進んで陽光が入らない時期になれば、プール中央での水中パフォーマンスでの使用に限られてしまうでしょう。

 

 

作例集

 

 

作例等倍クロップ

 

全て載せると記事が重くなってしまうので一部だけ。

自動で圧縮されてしまうのかいまいち伝わりませんが、実際の写真はとんでもなく解像しています。

 

 

最後に

 

以上、少し辛口でしたが400GMのレビューを書き連ねてきました。

このレンズのプライスを頭に浮かべながら個々の要素を見ると、「もう少し…」という思いがいくつか出てくるのは事実です。

それでも、「このレンズの満足度は?」と聞かれたら迷うことなく「100点!」と言えます。

それは、400mmかつF2.8というスペックで高速性も備えたこのレンズだからこそ残せる写真がたくさんあるから。そしてEマウントには代替品が存在しないからです。

導入を迷われている方は買って損がない素晴らしいレンズだと思います。